行政書士について / 2021.05.17

行政書士は副業でも稼げる?働き方の特徴や資格を活かすポイント

「行政書士は副業として業務できる?」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか?

結論から言うと、行政書士も副業として働くことは可能です。しかし、副業で働く場合にはメリットとデメリットが存在します。

今回は、行政書士の働き方や副業で働く場合のメリットとデメリットについて解説しているので、行政書士の資格取得を考えている方や、資格を活用したい方はお役立てください。

行政書士の働き方とは?

行政書士の資格を取得すると、下記の3つのどこかに就職して働くのが一般的となります。

・弁護士事務所
・行政書士事務所などの法律事務所
・企業の法務部

主に上記の3つの働き方が多いですが、それぞれによって特徴や求められる能力が異なります。

弁護士事務所へ就職して働く場合には法律に携わることが多くなるため、行政書士だけの知識ではなく、より法律面を熟知しているという能力が求められます。ポジションは、パラリーガル(法律事務員)として就職することが多いです。そのため、仕事内容も判例や法令の調査などが中心となるでしょう。

行政書士事務所などの法律事務所で働く場合には、行政書士会への登録を行った上で「使用人行政書士」として働くこととなります。大きなメリットとして、現役の行政書士と一緒に働くことができるため、あなたのキャリアアップにつながります。

また、行政書士事務所は行政書士が行うことのできる業務のどれかに特化していることが多いため、興味のある分野を取り扱っている行政書士事務所への就職をおすすめします。

企業の法務部へ就職する場合には、副業として行政書士業務を行うこととなります。行政書士は独立開業資格のため企業内行政書士は認められておらず、勤務先の会社名では行政書士業務を行うことは不可能です。そのため、副業として行政書士案件を受け、自宅を事務所として行政書士業務を行うことが一般的です。 

副業のメリット・デメリット

行政書士として副業を行う方は、かなり多いです。特に、平日は一般企業で勤めている方が多く、週末だけ行政書士として働く「週末行政書士」や「週末起業」と言われます。

ただ、行政書士として週末だけもしくは副業で働く場合には、メリットだけでなくデメリットも存在します。行政書士として副業で働く場合のメリットは下記の3つです。

・高額の副収入を得ることができる
・金銭的リスクが低い
・独立・開業の下準備が可能

行政書士として副業で働くと、上記のようなメリットがあります。特に、いきなり行政書士として独立・開業しても仕事が受注できないなどの金銭的なリスクが高いですが、副業であれば金銭的リスクが低い状態で業務を始められます。 

また、副業で行政書士案件を受ける場合でも、一件数十万円という高額で受けることも可能です。そのため、副業から始めることで業務の流れを覚えて独立・開業する際の準備ができる上に、収入等を予想して安定した経営も行いやすくなります。

反対に、行政書士を副業で行う場合のデメリットは下記の3つです。

・集客が難しく安定的な収入を得にくい
・業務を完結できない場合がある
・本業に支障が出る可能性がある

行政書士を副業で行う場合の一番のデメリットは、土日だけでは業務を完結できない場合があるということです。行政書士の業務は、官公署への提出書類の作成だけでなく、書類提出など官公庁へ訪問することが多いです。しかし、官公署は基本的に土日休みのため空いておらず、予定通りに両方完結できないことがあります。

ただ、複数人のチームを作って行政書士案件を行うことで、副業として行う場合のデメリットを補うことができるでしょう。

行政書士の資格を取得するステップ

今回は、行政書士の働き方や副業として働く場合のメリット・デメリットについて解説しました。

ただ、場合によっては行政書士の資格だけでは、業務の幅が制限されてしまいます。業務の幅を広げ、あなた自身の市場価値を高めたいのであれば、もう一つ資格を取得してダブルライセンスとして活動しましょう。

ダブルライセンスの行政書士として働くことで、業務の幅が増えるだけでなく、専門性を高めることができたり年収を上げたりすることも可能です。ダブルライセンスについて詳しく知りたい方は、下記のページでも詳しく解説しています。

また、行政書士の資格だけでも取得することで、あなた自身の今後のキャリアアップにつなげることが可能です。ただ、行政書士試験は簡単ではありません。「会社員だけど隙間時間を使って行政書士試験に合格したい」という方には、『耳勉』を利用してみてはいかがでしょうか?

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