【就職・転職に有利!!】宅建と建築士のダブルライセンスを保有するメリットとは?
近年、一級建築士と宅建士のダブルライセンスが定番化してきています。
本記事では、建築士の特徴を踏まえて、宅建士を取得するとどんなメリットがあるのかをご説明していきます。
建築士の特徴と業務
建築士は国家資格に含まれていて、建築物に関する設計業務、工事監理業務、設計前に行う調査や企画などのコンサルティング業務が主な職務であり、豊富な知識を得ていることから不動産業界では重宝されています。
建築士の資格でも一級と二級で分かれていますが、共通としては「戸建て住宅の設計ができる」ことです。
一級建築士は設計する建物に制限はありませんが、二級建築士だと木造建築物の3階建て・延べ床面積1000㎡以下の条件でなければ設計できません。
一級と二級の資格の違いとしては、一級建築士は国土交通大臣が免許を交付されて、二級建築士は各都道府県知事が免許を交付されます。
一級建築士の方が大きい権利を与えられることから、一級建築士を受験する方の方が多いのも一つの特徴です。
建築士が宅建を取得するメリット
宅建資格を保有していると、技術的な提案だけでなく、法律や税金面についてのコミュニケーションを取ることができます。商業施設の大型物件などの場合、建築士と宅建のダブルライセンスは有利に働きます。
宅建士が建築士の資格を取得するメリット
宅建士の方が建築士の資格を取得することで、賃貸仲介や戸建の販売のときに住居の構造を理解した上で説明できるので、賃貸または購入を考えている人をより納得させることができる強みがあります。
ダブルライセンスは転職では特に有利
宅建士と建築士のダブルライセンスは不動産業界や建築業界だけでなく、様々な業界から需要がありますので、転職活動はとても有利に働きます。
金融業界では、不動産を資産として担保に融資する機会が多く、法律面以外にも物件の状態を目利きできる優位点があります。飲食・物販業などの小売業界では、店舗出店の際にその知識を活用できます。
出店予定物件の瑕疵調査、優良物件の探索は知識を持たない方には難しいため、宅建と建築士のダブルライセンスは社内でも重宝されるでしょう。
建築士以外でダブルライセンスを取得したいと考えている方は、FP(ファイナンシャルプランナー)やマンション管理士などを紹介している記事もあるので、そちらもぜひお役立てください。
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