宅建試験に合格した後の流れと必要な手続きを徹底解説!
宅建試験に合格したら?登録手続きの流れ
宅建試験を合格されても、すぐに「宅建士」と名乗れず、手続きを行わない限り履歴書への記入ができません。
合格後は宅建免許の登録が必要とされていますが、不動産業に携わる方が対象で、違う業種で働かれている人は受講する必要はございません。
また、不動産業界での実務経験が2年未満の方は、公益財団法人不動産流通推進センターが実施している「登録実務講習」を受けることで、宅建士の仕事に取り組むことができます。
実務経験を積む前に宅建資格を取得するメリットとしては、宅建を取得してる人財が少ない企業などに転職する場合は、即戦力として活用できることが挙げられます。
登録実務講習を受けるのに「事前申込み」が必要なのと、宅建士として業務できるまでに1~2ヶ月ほどかかるので、試験に合格したらすぐに手続きを行うことをオススメします。
もう一つ注意点としては、この登録実務講習を受講するにあたって受験資格として「宅地建物取引業に従事していること」が必要とされるので、注意が必要です。
登録実務講習でかかる更新料
宅建士として登録するときに「登録費」と「更新料」がかかります。
宅建実務講習の受講料金の相場は平均2万円となっています。
高めの料金設定となっている学校でも、web割引や早期割引が用意されているケースも多いので、割引を受けられることも可能です。
更新料は5年に一度、15,500円を支払う必要があります。
就職活動をしている学生さんや転職活動の為に資格を取得した方で、すぐに従事しない場合には登録は急いでしない方がいい場合もあります。しかし、履歴書には資格取得の事実を記入できるので、就職活動をより有利に進めらるでしょう。
不動産業者は宅建士がいないと取引を行うことができない為、取得しているだけで価値のある資格となります。
登録するにもまずは試験突破から
不動産業に属した経験はない方は、宅建資格を取得しても実際の業務には活かせず、まずは登録手続きを行う必要があります。
合格するメリットは上記で説明した通りで、合格するだけで就職時に有利になる資格です。
独学で取得するにも、スクールに通うにもおすすめな方法は、まずは試験勉強のスケジュールを立て、合格に向けて着実にタスクをこなしましょう。
2010年にイリノイ大学の研究で、目標を立てる際は、疑問形でタスクを立て、挫折しそうな要因と対策を、前もって考えておくだけで目標の達成率が上がった、という研究があります。
そして、スケジュールを立て実際に学習を進めるのに重要なのは「スキマ時間」の有効活用です。
株式会社耳勉が提供する宅建対策アプリ「耳勉」は、電車での移動時間や寝る前のちょっとしたスキマ時間を利用して学習することができます。
スキマ時間を活用することで仕事、勉学に忙しい方でも宅建に必要な勉強時間と言われる200時間を達成しやすくなります。
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