宅建勉強法 宅建試験について / 2020.10.21

宅建試験で落としたくない宅建業法とは? 押さえるべきポイントを徹底解説!

宅建試験は、毎年の合格率が20%を下回るほど難易度が高い資格試験です。そのため、やみくもに勉強しているだけだと、合格することは困難です。

そこで今回は、宅建試験に合格するためのコツや勉強法についてご紹介します。

宅建業法の出題数と特徴

宅建試験の対策として、まずは出題科目を捉えておくことが合格への近道です。

宅建試験で出題される項目は、下記の4科目です。

・権利関係(14問)
・宅建業法(20問)
・法令上の制限(8問)
・税金・その他(8問)

さらに、宅建試験では上記の4科目を全て完璧に勉強するというよりは、出題されやすい問題にポイントを絞って勉強を進める方が効率的です。点数の稼ぎやすい科目で90%以上を正解しなければ、非常に合格のハードルが高くなってしまいます。

出題数の多い宅建業法が狙い目

上記の4科目の中で最も出題数が多いのが、「宅建業法」です。
宅建業法は、出題数が多い反面毎年出題内容が固定されているため、満点を狙うことが可能です。そのため、宅建業法を重点的に勉強するのがおすすめです。

宅建業法では、「宅地建物取引士」の報酬に関する制限や、罰則等についての理解を問う問題が出題されます。

2020年に民法改正がありましたが、宅建業法については民法改正の影響を受けないため勉強しやすい範囲と言えるでしょう。

民法は最も難易度が高い科目

宅建試験で高得点を狙いやすい科目は宅建業法ですが、反対に最も難易度が高いと言われているのが、「民法」です。

「民法」は理解できる人とできない人がはっきりとわかれる科目です。

さらに、2020年に民法改正が行われたため、従来の出題傾向とは異なり、出題内容が新しくなりました。そのため、予測しづらくなり今まで以上に得点を取りづらくなりました。

民法が得意な方は重点的に勉強しても構いませんが、ほとんどの方は民法を狙うよりも正解しやすい宅建業法を狙うことで、他の科目に対する負担が減るでしょう。

宅建業法の主な分野

ここまで、得点を取りやすい科目は宅建業法というご紹介をしました。

宅建業法の中で出題されやすい問題は以下の通りです。

宅地建物取扱士
営業保証金
・35条書面
37条書面
・クーリング・オフ

宅建業法の出題範囲は、上記の6つに絞られているため、ポイントを絞ることで満点を狙いやすいです。

続いては、上記の6つの中から「35条書面」「37条書面」「8種制限」についてご紹介します。

35条書面

35条書面には宅建業法の重要事項説明に関する規定が記載されており、毎年ほぼ必ず出題されます。

また、35条書面に記載されている内容や出題ポイントは下記の通りです。

・書面交付の時期
・書面の記載内容
・説明義務者
・説明方法
・記名押印義務者

上記全てが出題ポイントとなります。35条書面に関しては、暗記がほとんどのため覚えれば高得点を狙うことが可能です。

37条書面

続いてご紹介する37条書面は、契約に関する事項が記載されています。

記載事項や、出題ポイントに関しては下記の通りです。

交付時期
・記載内容
・交付相手
・記名押印義務者

37条書面を勉強する際の注意点としては、35条書面との違いについて考えながら勉強することです。内容が似ている35条書面と間違えやすいため、実際の取引をイメージしながら考えるとさらに理解が深まるでしょう。

8種制限

8種制限とは、宅建業者が自ら売り手となる場合に定めた8つの制限のことです。この8種制限に関しても、毎年出題されています。8種制限の内容は「クーリングオフ」や「損害賠償や違約金」などがあります。

8つとも、重要な論点となるため、一つひとつ丁寧に学習しましょう。

宅建試験の合格率を上げる勉強法

今回は、宅建試験に合格するコツや勉強法についてご紹介しました。

宅建試験の勉強法としては、毎日継続して勉強することが大切です。特に、宅建業法については暗記がメインであり最も理解しやすい科目でもあります。

しかし、人によっては毎日勉強時間を確保するのは難しいという方もいるかもしれません。そんな方には、音声で勉強できる「耳勉」がおすすめです。

耳勉とは、聴き流しで隙間時間を活用して勉強できる宅建アプリです。
三重録音されており、初めての方はバグと勘違いするかもしれませんが、バグではありません。三重録音することで、より効率的に覚えられるのが耳勉です。

毎日勉強時間を確保できないという方は、手軽に始められる耳勉を利用して、宅建試験の合格を目指しましょう。

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