行政書士について / 2021.03.15

行政書士の勉強で暗記は難しい?効率的に暗記ができる方法をご紹介

最初は”暗記”に頼らなくてはならない

行政書士の試験では、行政書士の試験では60問の問題を3時間で解く必要があり、1問3分ペースで解く必要があります。それだけのスピードで問題を解くためには、確実な基礎知識を身につけて反復演習が必須です。

1問3分ペースで解くためには、問題集などで演習問題や応用問題を解くよりも、暗記をすることをおすすめします。中でも、行政書士試験初心者の方は専門書よりも、行政書士試験に特化した参考書を選びましょう。

試験全体で考えると専門的な知識が必要で難しそうですが、基礎的な知識さえ暗記して土台を先に作ることで、あとはスムーズに勉強を進めることができます。本記事では、行政書士試験の勉強の土台となる基礎的な部分についてご紹介します。

暗記する基礎的な部分ってどこ?

行政書士試験の暗記で大切な基礎部分は、下記の6つです。

1.一般知識
2.憲法
3.行政法
4.民法
5.基礎法学
6.会社法・商法

ただ、上記の6つを闇雲に暗記すれば良いというわけではありません。それぞれを効率的に暗記するためには、暗記する順番も大切です。上記の1~6は、基礎的な暗記科目のものから順番に並べているため、できるだけ1~6の順番で勉強しましょう。

基礎的な暗記部分は行政法まで

まずは、”1~3の一般知識と憲法、行政法”までは行政書士試験初心者の方でも比較的暗記がしやすく、スムーズに勉強を進めることができるでしょう。

ここまでの暗記で大切なことは、行政書士試験の複雑さを理解することです。行政書士試験に出題される問題の中でも比較的簡単な部分が多いですが、ここを理解しないと次には進めないため理解を深めましょう。

しかし、行政法までは暗記するだけで点数を取ることができ、満点を狙うことも可能です。”1~3の一般知識と憲法、行政法”で得点を取れるかどうかが合格にも直結するため、満点を目指して暗記することが大切です。

行政法までは基本的な暗記のみで点数を取ることが可能ですが、行政法から先の民法や基礎法学、会社法、商法などは暗記は比較的難しいとも言われています。行政法などに比べて覚える量が増え、文章自体も長くなるため暗記が難しくなるのです。

判例を最大限活用するおすすめの方法

判例や条例をうまく利用することで、より効率的に暗記を進められるようになります。では、うまく利用するとは何をすれば良いのでしょうか。おすすめの方法は下記の2つです。

・2×2ルール
・暗記の際にwhyを意識する

上記の2つを意識するだけで、暗記する効率が上がります。続いては、この2つをご紹介します。

2×2ルール

2×2ルールとは、学習してから2日後、2週間後、2ヶ月後に復習することで脳に定着しやすくなるというルールです。そのため、闇雲に勉強するよりも、2×2ルールに従って勉強することで効率的に暗記することができます。

また、人間の脳は忘れたものを思い出そうとした時に最も記憶に定着しやすいと言われています。ただ、忘れる前に復習をしてしまうと、「すでに知っている」という考え方になってしまい、記憶の定着が非効率です。

以上のことからも、2×2ルールを利用することで効率的に暗記できるでしょう。

暗記の際に”why”を意識する

暗記の際に”why”を意識して暗記することもおすすめです。

常に、whyを意識して暗記することで、脳に定着しやすくなります。具体的には、ただ参考書を暗記するだけでなく、「なぜこのような法律があるのだろうか」と考えることで、暗記しやすくなります。

それだけでなく、似ている問題などが出てきた際にも、同じような考え方で効率的に暗記ができるでしょう。

隙間時間で判例を勉強するために</

今回は、行政書士試験に向けて、効率的な暗記方法をご紹介しました。暗記は最初が大変ですが、一度暗記してしまえばその後は効率的に勉強を進めることができます。

今回ご紹介したことを意識して勉強に取り組むことで、勉強に時間が取れない方でもスムーズに勉強を進めるられるでしょう。

ただ、中にはこれだけだと勉強が足りないという方もいると思います。

そのような方には、『耳勉』がおすすめです。『耳勉』は、科学的に証明された効率的な勉強方法で、聴き流すだけで勉強ができ、時間がなく勉強時間が確保できないという方におすすめです。無料体験なども行っているので、ぜひ参考にしてみてください。

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