行政書士について / 2021.04.05

「行政書士の資格を取得する平均時間とは?合格への道のりを徹底解説」

「行政書士」の資格を保有していれば就職や転職が有利になりますが、平均合格率が約9%とかなり難易度の高い資格でもあります。

合格するために予備校へ通うと、年間で20万円ほどの費用を必要とします。予備校等への入校は経済的に厳しい方も多いのが現状です。しかし、予備校に通うには費用の面以外にも、まとまった時間を確保する必要もあるでしょう。

「行政書士の資格を取得したいけども、予備校には通わず独学で合格を目指したい」と考えていたり、「仕事や学校で忙しいので、時間をかけてもいいから、スキマ時間を活用して試験を受けたい」という悩みを抱えている方は少なくないかと思います。

そこで今回は、独学でも行政書士試験に合格するために把握すべきポイントを徹底的に解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

行政書士試験に合格するための勉強時間とは?

行政書士試験に独学で合格するために必要な勉強時間は、学習経験の有無によって異なります。ある程度の予備知識がある方ならば”平均300~500時間”、初めて法律等に触れる方であれば”平均800~1,000時間”が目安の勉強時間を言われています。

つまり、1日に3時間程度の勉強時間を確保することができれば、初心者の方でも約1年間で合格を目指すことが可能です。独学で勉強しようと考えている方も、試験当日までの勉強スケジュールを具体的に計画することで、合格への期待値を上げることができます。

独学の試験勉強において最も必要なのは、「自分自身のコントロール」です。

勉強するスケジュールを決めるのも、勉強する方法を決めるのも、全てご自身で制御できることから、途中で諦めてしまうことも簡単です。

本記事を読んでいる方は、行政書士の資格を活かした仕事をやりたい! と考えているでしょう。試験を合格するまでは、厳しい道のりは何度もあるかと思いますが、どうか挫けずに頑張っていきましょう。

行政書士試験に合格するルールを把握すること

試験勉強を始める前に行政書士試験の合格ラインを把握しましょう。なんとなく把握するのではなく、分野別にどのくらいの合格ラインで何点を目指すのかを明確にすることで勉強の計画も立てやすくなります。

行政書士試験は、300点満点の試験となっており、180点以上が合格ラインとされています。ただ、あくまで合格ラインが180点というだけであり、180点以上で必ず行政書士試験に合格できるというわけではありません。

なぜなら、「足切り」という条件があり、全体で180点以上を取っても分野ごとに一定以上の合格ラインを超えていない場合は不合格となります。行政書士試験は、2科目で構成されており、それぞれの配点と合格点は下記の表の通りです。

行政書士の業務に関し必要な法令等 ……出題数46問(244点)
憲法 ……6問(28点)
行政法……22問(112点)
民法 ……11問(76点)
商法 ……5問(20点)
基礎法学 ……2問(8点)

行政書士の業務に関連する一般知識等 ……出題数14問(56点)
政治・経済・社会 ……7問(28点)
情報通信、個人情報保護 ……4問(16点)
文章理解 ……3問(12点)

法令関係とは、行政法や民法、憲法、商法、基礎法学等で構成されており、一般知識関係とは、政治・経済や文章理解、情報・通信等で構成されています。

まず、法令関係で合格点を取るコツとしては、民法と行政法を中心に勉強しましょう。民法と行政法は法令関係科目の中でも1問あたりの配点が高く、1問あたり5点以上の配点となります。

一般知識関係の配点は全て1問あたり4点と配点は同じですが、政治・経済関係は内容が多岐に渡るため、対策がしづらい分野です。ただ、文章理解や情報・通信関係に関しては、しっかりと勉強して経験を積むことで対策は十分可能なため、文章理解や情報・通信関係を中心に勉強することで合格点を取ることが可能です。

独学で試験に臨むのであれば活用したいアプリ

今回は、独学でも行政書士試験に合格するために把握すべきポイントを徹底的に解説しました。

予備校やオンライン教材を利用すれば、勉強計画等を自ら立てる必要がなく学ぶことだけに集中できますが、独学と比べて勉強に必要な費用が高くなるのが懸念点だと思っている方もいるでしょう。

行政書士試験の勉強にあまり費用をかけられない方は、独学で勉強することをおすすめします。独学では、隙間時間をうまく利用することが大切です。特に、通勤・通学時間などに勉強することで、まとまった勉強時間を確保できなくても合格率を上げることができます。

そんな方におすすめしたいのは、通信講座のパイオニア「アガルートアカデミー」と脳科学から生まれた集中暗記メソッド「耳勉」による新し”判例暗記アプリ”です。重要な50の判例を効率よく記憶でき、時間の有効活用に役立ちます。

当アプリでは、無料版と有料版の2パターンを提供しているので、まずは無料版からお試しください。すき間時間を有効活用し、合格に向けて知識の定着を促進しましょう!

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