宅建試験の民法攻略法はこれ! おすすめの勉強方法ご紹介
民法ってそもそもなに?
「民法」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。 「名前は聞いたことがあるけれど、正直説明しろと言われたらわからない・・・」なんて人も多いのでは?
「民法」とは、私法の基本法です。 私法とは、市民の相互間の権利能力関係を規律する法のことです。
”相互間の権利能力関係”と言われても、なかなか想像ができないですよね。 まず、近代的な私法においては、3つの原理・原則があると言われています。
・権利能力平等の原則
・所有権絶対の原則
・私的自治の原則
そして、「民法」が規定している、市民の相互間の権利能力関係というのは具体的にいうと「すべての人は、その国籍・階級・職業・年齢・性別等に関わらず、平等に権利能力を有する」とする原則のことを言います。
市民間の権利義務は多様で、複雑なものになっているので、社会の変容に合わせて新しい法が作られていくわけですが、その中でも、最もベースにあるものが、この「民法」となります。
民法の勉強はどこから手を付けるのか?
「宅建」の中でも苦戦する人が多いと言われる「民法」。宅建の試験出題数は全部で50問で、そのうち民法に関する出題数は14問です。 また、内容としては、「民法」が10問、「借地借家法」が2問、「区分所有法」が1問、「不動産登記法」が1問という内訳になっています。
普段なかなか法律用語などに触れる機会のない人は、用語を理解するだけでも大変な思いをしたことがあるのではないでしょうか。また、法律の独特な書き方やいい回しもあるので、なかなか文章が頭に入ってこない・・・!という思いをしたことがあるかもしれません。
では、実際に「民法」はどのように学習するのが最も最適でしょうか。
まずは、先ほど申し上げたように、法律独特な言い回しに「慣れる」必要があります。 そのためにも、最初から宅建の民法のテキストを読んだり、問題集を解いたりするのではなく、「法律」をどう読むか、をベースにした参考書を読んでみるのがおすすめです。
また、目で読むだけではなく、定着率を上げるためにも、実際に声に出して読んでみたり、法律の文章を読みあげてくれる学習支援アプリケーションを活用するのもおすすめです。
そのような方法で、法律の独特な言い回しや法律用語に慣れてきたら、自分のモチベーションが上がる参考書を選んで、実際に文章を読みながら問題集をとく、という形で学習していくのが最も近い道と言えそうです。
これで攻略!民法の勉強手順
しかし、実際、「参考書を読んで問題集を解くだけの独学で合格できるの・・・?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで、おすすめしたいのが、先ほど申し上げたスキマ時間を有効活用できる学習アプリケーションの活用です。
今回ご紹介する「耳勉」というアプリケーションは、文章を読み上げた後、文章の内容に沿った穴埋め記述問題をアプリで出題してくれる、というものです。
「けれど、そんな形式のアプリって他にもたくさんあるよね・・・?」
とお思いの方、「耳勉」はただ文章を読み上げてくれるたけではないのです。
人間は、多少ノイズがあったほうが、自分がその時に聞かなければならない!というものをより集中して聞くことができる、ということをご存知でしたか? 「耳勉」では、独自のノイズ(三重音声)によって、聴きづらくなっています。よって、注意意識が高まり、定着率も上がる、という仕組みです。
さらに、そのノイズ音声のあとは、主音声のみがクラシック音楽と共に流れてくるので、ゆっくりと理解を深めることができます。
実際に音声にして頭にインプットすることで、自分で口に出して記憶化を図るのも容易になります。記憶力を上げるためには、繰り返しの学習が必須です。繰り返すにも、ただ問題集の問題を繰り返し解くだけでは答えを覚えてしまい、ただ正解することが目的化してしまいがちですが、音声にして繰り返すことは、質の良い記憶に繋げるための近道にもなります。
忙しい中でなかなかまとまった学習時間が取れず、スキマ時間で効率的に勉強したい社会人だからこそ、自分に合った様々な学習方法で効率的に学習し、合格を目指したいですよね。
無料でいくつか問題を解くこともできるので、ぜひこの機会に「耳勉」を試してみてくださいね。