「2021年の宅建士試験の対策を始めよう!去年の傾向から今年の試験内容を予想します
宅建士は、不動産業界に就職や転職する際に取得しておくと有利な国家資格として知られている資格です。宅建士資格を取得することで、キャリアアップにも繋がるため、毎年20万人以上が受験するほどの人気な資格です。
そこで今回は、宅建試験の勉強を効率的に進めるために、2020年の宅建士試験の傾向から2021年の試験内容を予想します。
宅建試験に出題される問題の傾向を紹介しいているので、今年の宅建試験の対策にぜひお役立てください。
2020年の試験から読み解く”2021年の試験内容”
宅建試験は不動産関係の仕事に必要な資格ということもあり、全て土地や建物に関する科目が出題されています。
宅建試験で主に出題される科目は下記の4つです。
・権利関係
・宅建業法
・法令上の制限
・税・その他
続いては、2020年の試験問題から科目別の傾向などを解説します。問題の出題傾向を掴み、2021年の宅建試験にお役立てください。
権利関係
権利関係は、民法などの法律関係の問題が多く出題される科目です。主に、借地借家法や不動産登記法、区分所有法など建物を契約したり建てる際に必要な法律知識が出題されます。
権利関係では14問出題されるため、過去問を解くなどして9問以上正解できるようにしましょう。また、2020年の宅建試験からは民法改正に関する問題も出題されるようになりました。そのため、2021年の宅建試験も同様に民法改正に関する問題が多数出題されると予想しています。
試験範囲が広い権利関係では、民法改正の内容も加わったため、広く浅く網羅するようにしましょう。権利関係問題の傾向として、ひっかけ問題が多いことから、主語や述語に注意することでスムーズに問題を解けるようになります。
宅建業法
宅建業法は、宅地建物取引業法という法律に関する科目です。宅建試験の全体の問題数は50問に対して、宅建業法の出題数は20問あるので、宅建試験の中で特に重要な科目となります。
宅建業法の出題傾向としては、例年の変化が少なく、問題範囲が狭いので全体的に正答率が高いデータも出ています。この分野の正答率次第で、合否が左右されるといっても過言ではないので、全体的に広く深く勉強をしましょう。
法令上の制限
法律上の制限とは、法律に関する様々な制限について勉強する科目です。実は、以前まで満点を狙えるほど簡単な科目でした。しかし、昨今の法改正による制限が加わり、満点を狙うのが難しくなりました。
特に、最近の宅建試験では「重要な条文をしっかり理解しているか」を問われる問題が頻繁に出題されています。法令上の制限は、宅建試験の中でも過去問に出題されていた問題が再び試験に出ることが頻繁にある科目です。
税法・その他
税法・その他は、税制と地価公示法に関係する問題が出題される科目です。暗記力が求められる科目なので、出題範囲の大枠を捉えるとより理解がスムーズにできるようになります。
税法・その他の正答率を上げるためには、過去問に出題されている問題を解くのが最も効率的な勉強法なので、ぜひ試してみてください。
宅建試験は効率よく勉強を進めること
今回は、2020年の宅建試験から予想する2021年の出題問題はいかがでしたでしょうか?
2020年の民法の改正によって、出題される問題の傾向も変化してきているので、すでに知識を持っている方でも改めて知識をインプットすることが大切です。各科目の特徴を押さえながら、2020年の過去問試験を解いていくことで、少しずつ合格へ向かっていけるでしょう。
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